シーンスイッチの使い方
フリックスイッチとは
フリックスイッチとは画面上にオーバーラップして表示されるアイコンサイズの画像です。 この画像の中心からの外側8方向にそれぞれシーンを登録しておき、 ある方向へフリックすることでシーンを切り替えます。
フリックスイッチは常に表示しておく設定の他に、画面表示がオンになった時に表示する設定や端末機器を振った(シェイク)時に表示する設定にすることもできます。
Android 8.0からはセキュリティ強化により端末ロック画面上に一般アプリがオーバーレィ表示することが禁止されました。これによりAndroid 8.0以降の機種では端末がロック状態の場合はフリックスイッチが表示されませんので注意してください。
フリックスイッチ設定画面の表示
次の手順でフリックスイッチの設定画面を表示します。
ホーム画面上のシーンスイッチウィジェットをタップすると、シーン選択ポップアップメニューが表示されます。
ポップアップメニューの右側に4つのメニューアイコンが表示されます。 下から二番目のスパナアイコンをタップすると設定画面が表示されますので「フリックスイッチの設定」をタップしてフリックスイッチの設定画面 を表示します。
フリックスイッチの設定
フリックスイッチの設定画面の各項目について説明します。
「フリックスイッチの表示」をオンにすることで、フリックスイッチを使用可能になります。
「表示のトリガー」をタップするとトリガーの選択画面とな ります。 フリックスイッチを表示するトリガー(きっかけ)を指定します。 フリックスイッチを常に画面上に表示しておくか、画面がオフからオンになったタイミングで表示するか、端末機器がシェイクされた(振られた)時 に表示するかを選択します。
表示のトリガーで「画面オン」または「端末シェイク」を選択した場合は、フリックスイッチが表示されてから消去されるまでの時間を「消去までの時間」で指定します。
表示のトリガーで「端末シェイク」を選択した場合は、どの程度の振動でフリックスイッチを表示するか、その感度を「シェイクの感度」で指定します。 感度を大きくすると少しの振動でもフリックスイッチは表示されます、感度を小さくすると強く振らないとフリックスイッチは表示されなくなります。
フリックスイッチはホーム画面や他アプリ画面上にオーバーラップして表示されますので、その透明度を「透明度」で指定します。 透明度を低くするとフリックスイッチは見やすくなりますが、オーバーラップされた下の画面が見えにくくなります。 透明度を高くすると、下の画面は見えやすくなりますがフリックスイッチ自体が見えにくくなります。
フリックの方向にシーンを設定します。 方向は、1=上、2=右、3=下、4=左、5=右上、6=右下、7=左下、8=左上とし、 「方向1のシーン」~ 「方向8のシーン」にそれぞれシーンを指定します。
以上でフリックスイッチの設定が完了します。
フリックスイッチによるシーンの切り替え
次に、シーンスイッチを使ってシーンを切り替える手順を説明します。
表示のトリガーが「常に表示」の場合は、既に画面上にフリックスイッチは表示されているはずです。 「画面オン」の場合は、キー操作などを行って画面をオンにしてフリックスイッチを表示させます。 「端末シェイク」の場合は、端末機器を振ってフリックスイッチを表示させます。
表示されたフリックスイッチを指で押し、そのまま指を離さずにどこかの方向に移動(フリック)させます。
シーンスイッチはフリックされた方向を判断し、その方向にシーンが設定してあれば 指定のシーンに切り替えられます。
表示のトリガーが「常に表示」以外の場合は、「消去までの時間」が経過するとフリックスイッチは非表示になります。
フリックスイッチの位置変更
フリックスイッチの表示位置は移動して変更することができます。
まず、フリックスイッチを長押し(ロングタッチ)しアイコン画像を拡大表示にします。
そのままタッチした指を画面がら離さずに移動(ドラッグ)させるとフリックスイッチ が指の移動に追従します。 目的の位置まで移動後、指を離すと通常表示になり以降その場所に表示されます。
フリックスイッチは、ウィジェットやショートカットと違い画面上に配置しておかなくてもよいので、ホーム画面に空きスペースが無い場合でも使用できます。 また、オーバーラップして表示されますので、他のアプリ画面が表示されていてもフリックしてシーンを切り替えることができます。
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